工学部メールマガジン 第20号


                静岡大学工学部 [第20号] 2016年 4月 配信
  http://www.eng.shizuoka.ac.jp/outline/magazines/
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  ☆☆☆ 第20号発行 ☆☆☆
  このたび、メールマガジン第20号を発行いたしました。
  本メールは、静岡大学工学部の近況についてお送りします。
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┏ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1. 【特別寄稿】
┃    工学部のグローバル教育

┃ 2. 【工学部のNews & Topics】

┃ 3. 【工学部の研究紹介】

┃ 4. 【お知らせ】

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[1] 【特別寄稿】
     工学部のグローバル教育
                            工学部長 佐古 猛
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  2015年10月にアジアブリッジプログラム(ABP)による第1期生が静岡大学に
 入学しました。このプログラムは静岡大学のグローバル教育の中核となるもので
 あり、留学生の招聘・教育、日本人学生のグローバル教育が大きな柱です。すな
 わち海外の優秀な留学生を静岡大学に受け入れて、学部や大学院で日本の高度な
 専門教育、日本語、日本文化等について学び、留学生の母国と日本の架け橋の
 役割を担う人材を育成することを目指しています。一方、日本人学生については、
 留学生と一緒に勉強したり、英語による授業を受けることにより英語力の向上、
 異文化の理解を深めることを目指しています。
  10月の入学式には、工学部の6名、大学院の工学専攻(修士課程)の27名の
 留学生が出席しました。工学部に入学した留学生は、今年4月から日本人学生と
 一緒に勉強するために、半年間、日本語と理数系基礎科目の集中トレーニングを
 受けました。一方、大学院の工学専攻に入学した留学生は、英語による専門講義、
 研究室のゼミ、修論作成のための研究に取り組んでいます。留学生は全員、日本
 で先端の科学技術を勉強できることや日本人を含む外国人と知り合いになれる
 ことを期待しています。また日本人学生にとっても、身近なところに外国人の
 同級生がいることはグローバル人材になるための絶好の機会です。
 工学部のグローバル教育に不可欠な外国人教員の採用について、今年4月までに
 5学科全てに1名ずつ配属されます。既に電気電子工学科、電子物質科学科、化学
 バイオ工学科では外国人教員による英語授業が始まっています。更に電子物質
 科学科、化学バイオ工学科では、外国人教員の研究室に日本人学生を配属し、
 卒業研究が行われています。いずれの外国人教員も教育に熱心で、ていねいに
 学生指導を行っており、教員や学生の評判は上々です。
  最近、近隣の高校から、高校生の英語による成果発表会でコメントをしてほしい
 との要望があり、工学部の3名の外国人教員が出席しました。発表の本番では、
 リハーサルの時に指摘されていない部分についての質問があり、高校生はかなり
 緊張したようでしたが、大変大きな刺激になったと高校から感謝の言葉がありま
 した。
  今後、外国人教員が定着し、グローバル教育の一端を担うことが工学部の将来
 にとって重要です。更にe-ラーニングによる英語の自学学習システムを充実し、
 学生の短・中期の海外研修も検討しています。皆様のご支援、ご協力をお願いし
 ます。
  ABP 2015年10月入学式の様子
工学部のグローバル教育

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[2] 【工学部のNews & Topics】
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 ■ 新任教員の紹介
    着任にあたりまして
     大学院総合科学技術研究科 工学専攻 電子物質科学コース 小野行徳

  平成28年4月1日付で、工学専攻 電子物質科学コース(電子工学研究所)
 に着任いたしました小野行徳(ゆきのり)と申します。
  私は、昭和63年に早稲田大学大学院理工学研究科修士課程を修了し、同年、
 日本電信電話株式会社(NTT) 電気通信研究所に入社致しました。NTTでは、LSI
 研究所、基礎研究所、物性科学基礎研究所と所属は変わりましたが、退職までの
 23年間、一貫してシリコンをベースとした電子デバイスの研究に携わって参り
 ました。具体的には、将来の革新型デバイス創出を目指し、電子を1個ずつ操る
 ことの出来る単一電子デバイスや、半導体(シリコン)中の単一の不純物原子を
 利用したトランジスタの試作、特性解析を行って参りました。その後、平成24
 年に富山大学に移りましたが、基本的に同じテーマで研究を継続しております。
 静岡大学着任後も、将来のエレクトロニクスに変革をもたらす革新型デバイス創
 出に尽力して参る所存ですので、どうぞよろしくお願い致します。


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 ■ 学生サークル活動
    サッカー部‐静大クラブ‐
                                 堀越覚也

  静大クラブは現在、静岡県社会人サッカーリーグ1部で優勝することを目標に
 活動しています。静大クラブは、静岡キャンパスサッカー部とは全く異なり、活
 動の中心は社会人リーグです。昨年度は社会人2部リーグを戦っておりましたが、
 初戦を除いて全試合勝利することができ、11戦10勝1敗の結果で1位を獲得する
 ことができ、無事1部に復帰することが出来ました。
  部活の雰囲気としては、試合や練習も部員で意見を出し合い決めるなど、高校
 時代の部活動と違い、のびのびとした雰囲気があります。また、上下関係も少な
 く、スタメンも、年齢や学年に関係なく、サッカーの上手い選手、試合で貢献
 できる選手、練習から真面目に取り組んでいる選手などによって決めています。
  なによりも、静大クラブに入る部員は、サッカーが大好きな部員が多く、練習
 以外でもサッカーで盛り上がることが数多くあります。サッカーが好きな人や、
 熱心に活動することが好きな人など、静大クラブに興味のある方は、是非、静大
 クラブに足を運んでください。また、応援よろしくお願いします。

  静大クラブHP:
    http://shizudaiclub12.web.fc2.com/

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[3] 【工学部の研究紹介】
    「労働者の健康に配慮した新しい航空材料作製手法」
       学術院 工学領域 機械工学系列工学部 機械工学科 助教 栗田大樹

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  航空分野において燃費向上のための機体の軽量化は最重要課題の一つです。
 そこで高い比強度(単位密度あたりに対する)強度を実現するために強度の高い
 ナノ材料を母材中に分散した航空用複合材料が開発されました。一方で、近年の
 アスベストによる健康被害を見るとわかるように、ナノ材料は人体に悪影響を
 与え、健康を損なうことも明らかになってきました。そこで、ナノ材料を出発材料
 として用いない、すなわち生産工場の従業員の健康に配慮した新たなナノ材料強化
 複合材料作製手法に関する研究を行っています。
  従来用いられている材料から作製した材料に対して高温で効果的な熱処理を
 施すことで材料の内部へのナノ材料析出を達成しました。これにより、高い
 機械的特性を持つ材料を、健康リスクを考慮する必要が少ない簡便な手法で作製
 することに成功しました。現在は本手法によるさらなる航空用高比強度構造材料
 の実現と大量生産プロセスの発案による生産コスト削減を目指して研究に取り
 組んでおります。

  坂井田/矢代/栗田研究室 ホームページ
    http://ssy.eng.shizuoka.ac.jp/

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[4] 【お知らせ】
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 ● 第89回 新入生歓迎駅伝大会
    佐鳴湖西南岸の全長16キロ、全8区間のコースで開催

    開催日時 5月28日(土) 10時スタート
    開催場所 佐鳴湖公園

● 工学部HP全面リニューアル
リニューアルサイトはレスポンシブWebデザインを採用しました。
    http://www.eng.shizuoka.ac.jp/

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       ~最後までお読みいただきありがとうございました~

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【静大工学部メールマガジン】

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