工学部メールマガジン

                静岡大学工学部 [第26号] 2018年4月 配信
  http://www.eng.shizuoka.ac.jp/outline/magazines/
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  ☆☆☆ 第26号発行 ☆☆☆
  このたび,メールマガジン第26号を発行いたしました.
  本メールは,静岡大学工学部の近況についてお送りします.
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┏ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1. 【特別寄稿】
┃   平成30年4月より「産業イノベーション人材育成プログラム」が始まります

┃ 2. 【工学部のNews & Topics】

┃ 3. 【工学部の研究紹介】

┃ 4. 【お知らせ】

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[1] 【特別寄稿】
   平成30年4月より「産業イノベーション人材育成プログラム」が始まります
    静岡大学産業イノベーションセンター 統括
工学専攻機械工学コース 福田 充宏
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 静岡大学大学院総合科学技術研究科(修士課程)では,平成30年度より工学専攻と情報学専攻において,もの・ことづくりに長けた人材の育成と地域企業との強い連携を目指し,「産業イノベーション人材育成プログラム」を開始します.このプログラムは,各専攻での指定科目の履修に加え,インターンシップや創造演習などのプログラム科目を履修することによりプログラム認定を受ける,付加価値型の教育プログラムです.創造演習では,産業界における現実の課題を教育の場に展開し,異なる専門分野をもつ学生がプロジェクトチームを結成して,多面的なアプローチによる問題解決手法を学びます.
このプログラムをサポートするために,工学,情報学およびMOTの教員からなるバーチャルな組織として産業イノベーションセンターを立ち上げました.このセンターは,プログラムのサポートのみではなく,異なる分野を専門とする複数の教員がチームで産業界の課題解決にあたることにより,産業界に大きく貢献することを目指しています.
産業イノベーション人材育成プログラムおよび産業イノベーションセンターの詳細につきましては,以下のHPをご覧ください.

https://wwp.shizuoka.ac.jp/ii-c/

問い合わせ先
工学専攻 福田充宏
情報学専攻 木谷友哉
E-mail: iic@suml.cii.shizuoka.ac.jp

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[2] 【工学部のNews & Topics】
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 ■ 在外研究だより(ウイーン大学から)
化学バイオ工学系列 准教授 新谷 政己

 工学部の村川二郎基金と,科研費国際共同研究強化の基金のご支援を賜り,2016年の9月から,オーストリア・ウイーン大学にて在外研究をしております.ウイーン大学は,ドイツ語圏では最も古い大学の一つで,日本の応仁の乱のさらに100年前に創立され,650年以上の歴史があります.第二次世界大戦前は,熱力学のL. Boltzmann,量子力学のE. Schrodinger,血液型ABO式を発見したK. Landsteiner等(いずれもノーベル賞受賞者),多くの著名な科学者を輩出した大学です.私がウイーン大学に留学するきっかけや,その研究内容については,村川二郎基金の報告として工学部ウェブサイトの別ページ(http://www.eng.shizuoka.ac.jp/research/fund/に掲載予定)にも記しましたので,そちらをお読みください.留学先は,微生物生態学分野の世界的な権威の一人,Michael Wagner博士の研究室(http://www.microbial-ecology.net/people)を選びました.Wagner博士の研究室は,微生物生態学を専門とする7つの研究チームで構成され,各々10-15名程度が所属していますので,総勢80名ほどの大所帯です.欧米に留学された他の先生から聞いてはいましたが,皆さん働き方は様々で,早朝から仕事をする人もいれば,昼くらいにやってきて夜遅くまで,という人もいて,日本に比べると,割とゆったりと生活をしながら研究をしているように感じました.それでもNatureやScience誌など超一誌に年間数報は発表していますし,その他にも毎月のように論文を出していて,自分たちの研究スタイルと比べると,もちろん能力差もあるのでしょうが,効率も全然違うと痛感しております.特に,チームリーダー,ポスドク,学生とも,皆さんコーヒーを片手に本当に頻繁に,そして気軽にディスカッションをします.こういう点は,なかなか日本では見られないので,勉強になりました.また,これは当たり前なのかもしれませんが,皆さん人生を楽しんでいて,仕事のために生きているのではない,という雰囲気が強く伝わってきました.私も滞在中は,楽友協会でウイーンフィルの演奏を立ち見席で聴いたり,美術館や博物館を巡ったり,夏はラボのメンバーでドナウ川のほとりで遊んだり,冬はクリスマスマーケットを楽しんだり,と随分満喫した気がします.
それと,近年の通信技術の発展のおかげで,静岡大学の学生さんとも毎週2回はスカイプで話しができるので,上手くすれば,両方の拠点での研究も可能と信じて,日々精進しております.留学もあと少しとなりましたが,何とか少しでも成果を出して帰国したいと思います.
最後になりましたが,私にこのような留学のチャンスを与えて下さいました故・村川二郎氏,講義や学生実験,委員会などを肩代わりして頂きました,化学バイオ工学系列の先生方に深く感謝申し上げます.

研究室でのBBQパーティ
ウイーン大学の中庭(?)にて,夏の訪れを喜ぶ研究室でのBBQパーティ.写真中央の奥でWagner博士と談笑しているのが筆者 (とても小さいですが)).

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 ■ 学生サークル活動
    よさこい演舞サークル鰻陀羅
                                 柴田 康平

 こんにちは!よさこい演舞サークル鰻陀羅です。僕たちは男子約40人、女子約30人、合わせて70名ほどで現在活動を行っております。主な活動は様々なお祭りで行う演舞披露、またそれに向けた練習です。基本的な練習は毎週火曜木曜の夕方に、お祭り本番が近づくと土曜日も練習しています。
地域活性のような活動ばかりでなく皆が一丸となって目指す大きな目標があります。それは名古屋で行われる日本ど真ん中祭りで大賞をとることです。このお祭りに興味がある方はぜひYoutubeやニコニコ動画などで調べてみてください、様々なチームの演舞をご覧になれるかと思います。俗にいうダンス系のサークルではありますが経験者は片手で数えられる程度しかいません。チーム内のほとんどが初心者でそのほとんどが何となく始めてはまってしまった人たちばかりです。また、メンバーが多く学年の垣根を越えて仲が良いので明るく楽しい大学生活が過ごせるはずです。
もし少しでも興味を持ってくれた方がいましたら佐鳴前へ僕たちの練習を見に来てください、お待ちしております!

よさこい演舞サークル よさこい演舞サークル よさこい演舞サークル


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[3] 【工学部の研究紹介】
 ■ 「磁性ナノ粒子のがん治療及び医療イメージング技術への応用」
工学部電気電子工学科 情報エレクトロニクスコース 助教 大多哲史

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磁性ナノ粒子はナノメートル(10-9 m)オーダーという微小なサイズと、外部磁場によってその動態を制御可能である点から、バイオ医療分野において応用がなされています。粒子に交流磁場を印加することで生じる熱によりがんを治療するハイパーサミア、薬剤を粒子に結合させて目的部位まで輸送するドラッグデリバリー、粒子に特定の物質のみ結合する化学修飾を行い目的物質を分離するマグネティックセパレーション、そしてMRIにおける造影剤といった応用が代表的です。これらに加えて近年、体内の磁性ナノ粒子を可視化することで診断や治療、薬剤輸送のモニタリングを可能とする磁気粒子イメージング(Magnetic particle imaging: MPI)が注目されています。例えば、がん細胞に特異的に結合する物質を修飾して粒子をがん腫瘍に集積させることで、がん腫瘍の検出が可能となります。以上のような、磁性ナノ粒子の応用には、粒子の磁場に対する磁気的な挙動を解明する必要があり、多くの未解明な現象が存在します。磁気センシング技術と数値解析を組み合わせることで、粒子の磁気的挙動のモデル化を行い、磁性ナノ粒子の物理という基礎領域とバイオ医療という応用領域に対して貢献していきたいと考えています。

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[4] 【お知らせ】
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● 第91回 新入生歓迎駅伝大会
    佐鳴湖西南岸の全長16キロ、全8区間のコースで開催

    開催日時 5月26日(土)10時スタート
     開催場所 佐鳴湖公園

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       ~最後までお読みいただきありがとうございました~

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