工学部の歴史

 静岡大学工学部は、浜松高等工業学校以来の開拓精神を受け継ぎ、機械系、電気・電子・情報系、化学系の各分野において、先進的な研究開発、優れた研究者や技術者の養成など、科学及び技術の発展に大きな貢献をしてきました。 本学の沿革は以下の通りです。

沿革

浜松高等工業学校(大正11年10月20日設置)

 機械学科、電気学科及び応用化学科の3学科で発足しました。 次いで昭和14年度に精密機械学科、通信工学科が増設され、昭和16年度に航空工学科、昭和18年度に燃料化学科が増設されました。

浜松工業専門学校と改称(昭和19年 4月)

 本科第1部機械科、航空機科、電気科、電気通信科、化学工業科、燃料科と改められ、新たに本科第2部機械科、電気通信科が増設されました。 昭和20年5月には第2部に航空科が増設されました。

静岡大学工学部(昭和24年5月31日設置)

 機械工学科、電気工学科、工業化学科の3学科で新発足しました。昭和27年度には電子工学科、昭和33年度に化学工学科、昭和37年度に合成化学科、昭和 39年度に電気工学第2学科が増設されました。昭和39年度には大学院工学科(修士課程)が新設され、さらに昭和40年度に共通講座(数学、物理、分析化学)、昭和42年度に機械工学第2学科、昭和46年度に情報工学科が増設されました。昭和51年度6月に電子科学研究科(博士課程)が新設されました。

工学部の学科改組(昭和59年度)

 昭和59年度には電気系学科の一部と機械系学科の一部が合併して光電機械工学科が設置されました。昭和60年度には機械系3学科の再編成が行われ、昭和 61年度には工業化学科と合成化学科が合同再編成して応用化学科と材料精密工学科が設置され、昭和62年度には情報工学科が情報知識工学科に改編され、その他の学科も昭和59年度から昭和62年度にかけてそれぞれ学科内容を一新しました。平成6年10月には、工業短期大学部を発展的に解消して、従来の専門分野ごとに細分化された10学科構成を改め、近接分野の学科を統合し、学際領域を含め幅広い大学科に改組するとともに、夜間主コースの設置により社会人教育のより一層の充実を図ることとしました。

情報学部の新設と工学部の学科改組 (平成7年10月)

 情報科学の役目の増大・社会的要請に応えるため、知能情報工学科を工学部から分離し、新たに人文・社会科学分野を含む情報学部が新設されるに伴い、工学部は機械工学科、電気・電子工学科、物質工学科、システム工学科の4大学科に再編されました。

静岡大学大学院理工学研究科の設置 (平成8年4月)

 これまでの理学研究科と工学研究科を融合させた、博士前期課程と博士後期課程からなる理工学研究科が新設されました。

4年一貫教育の開始(平成12年4月)

 これまでの1・2年次の静岡キャンパスにおいての教育が、1年次から浜松キャンパスで行われるようになりました。

国立大学から国立大学法人に移行(平成16年)

創造科学技術大学院(博士課程)と大学院工学研究科(修士課程)の設置(平成18年)

 大学院電子科学研究科(博士課程)大学院理工学研究科(博士前期課程・博士後期課程)が廃止され、複数に分かれていた博士課程の研究科を統合した創造科学技術大学院(博士課程)が設置されました。修士課程は大学院工学研究科となりました。

工学部の学科改組(平成25年度)

 工学部および電子工学研究所の教育研究分野を整理統合し、5学科9コースとひとつの独立専攻からなる体制への改組を行いました。それまでの機械工学科、電気電子工学科、物質工学科、システム工学科の工学部4学科とこれらの学科に連続した4専攻に事業開発 マネジメント専攻を加えた工学研究科5専攻の組織から、機械工学科(3コース),電気電子工学科(2コース),電子物質科学科(2コース),化学バイオ工学科(2コース),数理システム工学科の5学科とこれらに連続する修士課程の専攻,事業開発マネジメント専攻の計6専攻を置く組織となりました。

総合科学技術研究科(修士課程)の設置(平成27年度)

 工学研究科、情報学研究科、理学研究科および農学研究科が廃止され、修士課程の研究科を統合した総合科学技術研究科(修士課程)が設置されました。