静岡大学浜松キャンパス100周年記念事業　募金協力お礼

100周年記念事業管理委員会委員長
工学部長　福田 充宏

　静岡大学浜松キャンパスは、1922年に前身である浜松高等工業学校の設立が公布され、その後1944年に浜松工業専門学校に改称、1949年に新制静岡大学工学部が設立、そして1995年の情報学部設立を経て、2022年に設立100周年を迎え、2022年9月24日には記念式典を盛大に実施することができました。「静岡大学浜松キャンパス100周年記念事業」では、ノーベル賞級の世界的レベルの研究を推進するとともに、深い専門性と周辺分野の幅広い知識を併せもつ高度専門人材を育成し、国内外・地域の産業界・学界へものづくり産業をリードする人材を輩出することを通して、静岡大学浜松キャンパスがますます発展し、産業界および地域に大きく貢献していくことを目標として定め、募金活動を進めてまいりました。おかげさまで、多くの企業、卒業生、および教職員にご賛同いただき、寄附金は約3億5千万円になり、その他にも共同研究費として総額約3億円弱のお申し込みをいただくことができました。このような多額の寄附金を賜り、改めて、皆様のお力添えに心から感謝申し上げます。
　「静岡大学浜松キャンパス100周年記念事業」で集めさせていただいた募金は、今後の浜松キャンパスの発展のために有効に使用させていただくために、静岡大学浜松キャンパス100周年記念事業管理委員会を立ち上げました。今後は、事業骨子に沿って活動を進め、大学が研究を通してカーボンニュートラル、ソーシャルウェルネスやスーパーシティ等の実現、イノベーションの創出など、現代社会の課題解決に貢献するとともに、教育を通して次世代を担う人材を育成することにより、社会に貢献し、存在感のある大学に成長させていく予定です。
　本事業にご賛同くださり、募金へのご協力をいただいた皆様に重ねて深く感謝申し上げるとともに、今後ともご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。