静岡大学工学部 [第6号] 2012年10月配信
http://www.eng.shizuoka.ac.jp/outline/magazines/
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☆☆☆ 第6号発行 ☆☆☆
このたび、メールマガジン第6号を発行いたしました(2011年7月創刊)。
本メールは、静岡大学工学部の近況についてお送りします。
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┏ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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┃ 1. 【静岡大学工学部次世代ものづくり人材育成センター】 特別寄稿
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┃ 2. 【工学部のNews & Topics】
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┃ 3. 【工学部の研究紹介】
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┃ 4. 【お知らせ】
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[1] 【静岡大学工学部次世代ものづくり人材育成センター】 特別寄稿
次世代ものづくり人材育成センター 東 直人
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次世代ものづくり人材育成センター、東直人先生の特別寄稿
「静岡大学工学部次世代ものづくり人材育成センター」は
工学部ホームページ上の下記pdfファイルにて紹介します
東直人先生の特別寄稿pdfファイル
http://www.eng.shizuoka.ac.jp/pdf/jisedai.pdf
(計測と制御、Vol.51(3), pp.308-309(2012)より転載)
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[2] 【工学部のNews & Topics】
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■工学部の研究プロジェクト 井上プロジェクト 井上 翼
カーボンナノチューブ複合材による新規複合材料技術開発
CNTナノ材料技術と最新の炭素繊維強化プラスティック(CFRP)技術を融合し、
飛躍的に特性を向上させたCNTナノハイブリッド複合材を開発しています。
この特性を高めるため、新規にCNT紡績糸、一方向配列CNTシートに特化した
複合化技術について研究を進めています。
CNTナノハイブリッド複合材は、そのポテンシャルを十分に引き出すことが出来れば、
現在のCFRPの1/10という革命的な軽量化が達成可能です。これは航空機や自動車
などの輸送機関に対して大きな性能向上をもたらします。車体(機体)の軽量化に
よる燃費の向上により、大幅な二酸化炭素排出量低減が見込まれます。
CNTナノハイブリッド複合材技術は、低炭素社会へ直接的に寄与する
グリーン・イノベーションそのものといえます。
研究体制
・電気電子工学科准教授 井上翼 CNT成長制御、新規CNT構造体開発
・機械工学科准教授 島村佳伸 CNTナノハイブリッド複合材の機械特性解析
・機械工学科准教授 矢代茂樹 CNT構造体の力学解析
工学部プロジェクト
http://www.eng.shizuoka.ac.jp/research/project/
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■学生サークル活動
大道芸サークルすぱ 部長 児玉 光樹
私たち大道芸サークルすぱは、サークル活動としてジャグリングやマジック等の練
習を行っています。
また、月に1,2度ではありますが依頼に応じて地域あるいは小中学校等のイベントに
出演し、ステージパフォーマンスやストリートパフォーマンスを行っています。
サークル員はほとんどが未経験者であり素人ばかりですが、ジャグリング等の練習
は楽しく、練習をしていればいつの間にか技術が身につきます。
3カ月程度練習すれば人前で演技ができるようになります。
大道芸の楽しさは、どんどん技術が身についていくことが実感できるところであり
、困難な技ができるようになったときのうれしさは格別です。またパフォーマンスを
行った際に、お客さんから歓声や拍手、笑顔が贈られた時は一番楽しさを感じられ、
達成感もたまりません。
大道芸は練習すればだれでもできるようになりますので、少しでも興味を持たれた
方は是非サークルの見学に来てください。
大道芸サークルすぱのホームページ
http://www.geocities.jp/circlesupa/index.html
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■文部科学大臣表彰受賞 藤間 信久
工学部共通講座・藤間信久教授と、地域支援ネットワーク「浜松RAIN房」コーディ
ネータ・鈴木晶子(元)学術研究員は「ものづくり理科地域ネットワークによる科学技
術の理解増進」の業績が認められ、平成24年度科学技術分野の文部科学大臣表彰・
科学技術賞(理解増進部門)を受賞しました。
浜松市をはじめとする自治体・教育機関・企業・団体等、約90のネットワーク参加
機関と連携して、実験・フィールドワーク・工作教室等の実際にものに触れる体験の
場を、子どもから大人まで幅広く提供・情報発信し、これらを通じて未来の科学者・
技術者を地域ぐるみで育てようとする取り組みが全国的に高い評価を受けました。
↓詳細はこちら
業績の概要
http://www.shizuoka.ac.jp/cms/files/shizudai/MASTER/0100/JpauP89i.pdf
浜松RAIN房HP
http://train1.eng.shizuoka.ac.jp/index.php
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[3] 【工学部の研究紹介】
ナノの分解能をもつレーザ顕微鏡の開発 電気電子工学科 江上研究室
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近年、バイオテクノロジ等の発達により、1/1000mmを優に下回る非常に小さな
物体を3次元で観測・分析・操作する技術が求められています。ところが通常の
光学顕微鏡では観測可能な物体のサイズが使用する光の回折により波長程度に
制限されてしまいます。
これは回折限界と呼ばれ、この限界を超えるための技術開発が急務となっています。
本研究室ではこの限界を打破するために、非線形光学効果と呼ばれる現象を利用
した顕微鏡の開発を行っています。レーザと呼ばれる位相の揃った高強度の光で
物体を励起し、それによってナノの空間領域で局所的に誘起される非線形分極散乱波
の電界ベクトルを特殊な手法により三次元で微弱検出するこれまでにないタイプの
顕微鏡開発が主テーマです。
現段階で青から赤色までの複数の可視光レーザを使用して、最小空間分解能10 nm
程度を達成し、DDS(Drug Delivery System)微粒子の分析技術やナノ微粒子を利用
した光記録・制御システムの開発などを目指しています。
江上研究室のホームページ
http://egami01.eng.shizuoka.ac.jp/
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[4] 【お知らせ】
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●工学部案内2013(改組版)が発行されました。
↓改組版pdfファイルはこちら
http://www.eng.shizuoka.ac.jp/pdf/guide2013.pdf
↓工学部改組の詳細はこちら
http://www.eng.shizuoka.ac.jp/admissions/reorganization/
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●第17回テクノフェスタイン浜松・第13回静大祭イン浜松
11月10日(土), 11月11日(日)に開催されます。
↓詳細はこちら
http://www.eng.shizuoka.ac.jp/campuslife/festa/
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●大学入試情報
↓詳細はこちら
http://www.shizuoka.ac.jp/nyushi/
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~最後までお読みいただきありがとうございました~
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【静大工学部メールマガジン】
配信停止・配信追加・アドレス変更は、下記ホームページよりお手続きください。
http://gijutsubu10.eng.shizuoka.ac.jp/eng/index.html
ご意見、ご感想はこちらまでメールにてご連絡下さい。
tmagazin@ipc.shizuoka.ac.jp
(Web管理は、技術部 情報支援部門 情報管理グループが担当)
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