寄附講座
次世代モビリティ工学(スズキ株式会社)
本講座は平成15年度より継続しており、自動車の様々な要素技術研究に取組んでいます。自動車は機械はもとより材料や電子制御などのあらゆる技術分野の上に成り立っており、本講座により工学の広範な知識を養います。
研究テーマ
今期は、電気自動車の駆動用モータの性能改善に関する研究を行います。また数値解析の精度向上に不可欠な磁性材料の磁気特性測定に関する研究も進めています。
- 駆動用モータの磁石温度推定に関する研究
- 駆動用モータの振動改善に関する研究
- EV用モータコアの電気的・磁気的特性に関する研究
電気自動車は、モータを活かした高い走行
性能や静粛性能が求められる。モータの特
性を知り、制御システムで性能改善を図る。
モータコアに使用される電磁鋼板などの磁性体の基礎物性を測定し、電磁界解析の精度向上を図る。
担当教員
廣松武 (ひろまつ たけし)
役職 | 特任准教授 |
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所属 | 寄附講座 |
専門分野 | 自動車工学 磁性材料 |
研究について | 自動車のパワートレーン電動化に際し、モータに使用されている電磁鋼板などの磁性材料の振舞いを解明し、数値解析の精度向上を目指しています。実際のモノづくりにおける品質向上に欠かせない研究です。 |
赤木亮介 (あかき りょうすけ)
役職 | 特任助教 |
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所属 | 寄附講座 |
専門分野 | 自動車工学 電気機器工学 磁気特性測定 |
研究について | 電動車両のパワートレインの要となるモータの駆動性能・静粛性向上のための研究を行っています。電磁界解析を用いたモータの特性予測の精度向上にも取り組みます。 |
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