作ってみる知るA5 CLOSE UP!ものづくり教育ものづくりの基礎技術を学ぶとともに、個人実習、グループ実習を通して、人間力、社会人基礎力(自ら考える力、行動に移す力、チームワークで行動できる力)を養います。その後の専門教育に向けて、技術者に必要な経験と自覚を育みます。●センター長 坂井田 喜久(機械工学科)●専任教員 生源寺 類・福元 清剛(次世代ものづくり人材育成センター 創造教育支援部門)●併任教員 中村 篤志・林 康久(機械工学科)、関川 純哉・松永 真由美(電気電子工学科)、川口 昂彦・佐藤 弘明(電子物質科学科)、Ferri Stefano・武石 薫(化学バイオ工学科)、Pham Van Thanh(数理システム工学科)●対 象 : 工学部1年生対象/全学科・必修授業●学習内容 : 各学科に共通するものづくりの楽しさ、ものづくりに必要とされる基礎的知識と技術を学びます。●対 象 : 工学部2、3年生対象/全学科・選択授業●実施形態 : 学生数名を1チームとして浜松市内小中高校へ派遣●学習内容 : 浜松市内の小中高校へ赴き、児童・生徒に対しロボット教材を(教職員引率)用いたものづくり、プログラミングの指導や理科教育支援を行います。派遣回数は4〜6回です。派遣前には教材製作を含めた事前学習と準備を、派遣後には成果報告会を行います。学科混成での実習授業のはじまりです。工学部を卒業しても専門分野の知識だけでは不十分です。企業では様々な分野にまたがる総合力が要求されます。学生時代から自分の学科以外の分野への理解、知識を持つことで将来の社会活動の幅を広げることができます。また、実習で交流した他学科の仲間は一生の財産となります。ものづくり実習で製作したコンピュータ基板はロボットコンテストで制御用としても使われ、さらに2、3年次の各学科での実験にも利用されます。地域の各学校と協力しながら、児童・生徒にロボット実習を経験させます。指導は学生がフィールドワーク(実地活動)の授業活動として行います。教えることにより自らの知識・技術を高めると同時に説明する力や人間関係の構築力を向上させます。PROJECT第1ターム第2タームものづくり実習と学科実験との連携デジタル回路やプログラミングなどのものづくりの基礎的素養の習得《前期》工学基礎実習小中高校生へのものづくり教育支援も行っています次世代ものづくり人材育成センターは、地域と連携した理系人材育成の拠点です。専任教員と各学科から選出された併任教員、センターの技術職員が連携して、1年生に寄り添ってものづくり指導を行います。1年生 ものづくり実習工学部に入学してきた全学科の1年生に1年間かけてものづくり実習を実施
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