静岡大学 工学部 2026学部案内
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工学専攻 化学バイオ工学コース S.M.(右端)工学専攻 化学バイオ工学コース S.M.(右端)グローバル・アジア特別教育プログラムは留学生と共に学び、幅広い視野と国際的な感覚を身につけた日本人学生を育てるためのプログラムです。静岡大学の学生は、必要な単位を取得することでグローバル・アジア特別教育プログラム修了証書を授与されます。化学バイオ工学科 C.J.数理システム工学科 G.T.グローバル・アジア特別教育プログラム留学生からのメッセージ詳しくは、ホームページを御覧ください https://www.suoic.shizuoka.ac.jp/student/abp-minor/グローバル人材を育てる取り組みとして「アジアブリッジプログラム」を実施しています。日本企業が多く進出するインド、インドネシア、タイ、ベトナム、ミャンマーの留学生(修士課程はアジア16ヶ国が対象)を迎え、日本人学生と共に学ぶことを通して、母国と日本の文化・技術の架け橋となる人材を輩出します。●グローバルに活躍するための基礎科目を英語で学ぶ●留学生とともに学ぶアクティブラーニング授業●海外留学、海外企業研修24私は大学院を半年間休学し、オーストラリアのスウィンバーン工科大学へ留学しました。留学のきっかけは、社会人になる前に、英語や専門知識はもちろんのこと、国際色豊かなオーストラリアの環境に身を置くことで、多角的な視点を養いたいと考えたからです。グローバル化の進展は著しく、AIやビックデータ、IoT等の先端技術の急速な高度化がそれを後押ししています。こうした変化を受容し、多文化共生できるグローバルな人材に近づくために、私は留学を選択しました。留学中は研究室内での実験やミーティングへの参加、講義への受講をしました。私ははじめ英語が全く聞き取れなかったものの回を重ねるごとに自分のコミュニケーション能力が上がるのを実感することができました。一人で知らないこと・環境に飛び込んでいくことでチャレンジ精神もまたそれに対するストレス耐性や自己肯定感を養うことができました。違う価値観に触れ、その意味を知る機会や新しいことにチャレンジすることでたくさんの経験が得られました。みなさんも、自分と向き合い、将来の可能性を広げてくれる有用な手段として気軽に留学してみませんか。高校の時から日本文化が好きで、研究環境に優れた日本で勉強したいと思い、留学を決心しました。静岡大学には興味深い研究とカリキュラムがあり、ABPプログラムを通じて様々な国の友達と付き合えるという点が魅力的でした。1年生の時には基礎科目と一緒にロボット製作、プログラミングなど多様な授業を受け、2年生からは専攻知識を深めます。化学バイオ工学科では化学、生物および環境に関する専攻知識を積み、実験を通じて研究能力を身につけます。勉強して難しいところがあったら友達や先生に質問して、サークルでは優しい先輩、同期たちと楽しい時間を過ごしたりします。国際イベントに参加して日本だけでなく多様な国の友達と話を交わし、日本文化体験ではスイカ割りや抹茶作りなど韓国ではできなかった新鮮な経験もできました。日本語と英語の実力も大きく伸びて、将来には日本を初めに国際的に活躍する人材になるように頑張ります。私は、日本の大学で高度な技術を学び、吸収したいという夢を実現するべく、留学を決意しました。大学受験に多くの努力を注いだ末、静大の数理システム工学科(ABPコース)に合格することができました。学習面はもちろん、交流活動にも積極的に参加しています。学校の活動やスポーツやサークルを通して、留学生や日本人に出会うことで、多くの友達ができました。様々な国籍の友達と交流することで、日本語と英語を使わなければならない環境に置かれるため、言語力の向上に繋げることができたのではないかと思います。入学時は不安こそありましたが、先生方や先輩方に親切に優しく教えて頂いたおかげで、直ぐに大学生活に慣れました。そして、留学生係からはインターン、就職や奨学金などの多くの情報を提供するといった留学生に向けてのサポートを行って頂いているので、快適な学生生活を送ることができています。もちろん、大学生活を送る中で大変なこともありましたが、それを全力で乗り越えることで自分の経験になり、さらに自分の成長にも繋げることができていると思います。静岡とアジアの架け橋に 〜Asia Bridge Program(ABP)〜海外留学体験記

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