田代 陽介講師(化学バイオ工学系列)らの論文がApplied and Environmental Microbiology誌の表紙に選出されました

 田代 陽介講師(工学領域・化学バイオ工学系列)らの研究グループが2020年10月1日付で学術誌「Applied and Environmental Microbiology」で発表した論文が、当雑誌の表紙に選出されました。
 本研究は大阪市立大学(宮田 真人教授、田原 悠平研究員)、理化学研究所(大熊 盛也室長)、静岡大学(二又 裕之教授、新谷 政己准教授、田代 陽介講師)の共同研究で、主に髙木 航太郎さん(大学院総合科学技術研究科工学専攻化学バイオ工学コース修了生)の研究を基にした論文です。
 微生物は100 nm前後の微粒子である膜小胞(membrane vesicles)を放出しています。膜小胞を活発に形成する微生物を遺伝子改変させることで、多重膜小胞など、今までに観察されたことのない形状の膜小胞が放出されることを発見しました。また、細胞内部イメージングにより、細胞内に小胞が蓄積してから多重膜小胞が形成される機構が示されました。表紙の写真はその様子を示した画像です。膜小胞はワクチンやドラッグデリバリーシステムの媒体として有用であり、本成果によりそのような応用への貢献が期待できます。

田代 陽介講師(化学バイオ工学系列)らの論文がApplied and Environmental Microbiology誌の表紙に選出されました
ASM掲載許諾済


論文情報
雑誌名:Applied and Environmental Microbiology
論文名:Multilamellar and multivesicular outer membrane vesicles produced by a Buttiauxella agrestis tolB mutant
著者名:Kotaro Takaki, Yuhei O Tahara, Nao Nakamichi, Yusuke Hasegawa, Masaki Shintani, Moriya Ohkuma, Makoto Miyata, Hiroyuki Futamata, Yosuke Tashiro
(髙木 航太郎、田原 悠平、中道 菜緒、長谷川 雄将、新谷 政己、大熊 盛也、宮田 真人、二又 裕之、田代 陽介)
掲載日:2020年10月1日
論文のURL:https://aem.asm.org/content/86/20/e01131-20
表紙のURL:https://aem.asm.org/content/86/20.cover-expansion

二又 裕之・田代 陽介 研究室 HP:
http://cheme.eng.shizuoka.ac.jp/wordpress/futamatalab/

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