真田 俊之准教授(機械工学系列)が音波とスリット入り弾性管を用いた静止液体中への気泡生成制御法を開発

真田 俊之准教授(工学領域・機械工学系列)が、気泡流の素過程解明に向けて必要不可欠な気泡生成制御法の開発を行いました。
気泡流は、地球温暖化の予測に欠かせない海洋への二酸化炭素の吸収・放出量推定、ペットボトル等の原料生成を行う気泡塔、火力・原子力発電所等でのボイラ、海底資源の採掘、金属材料精錬、水処理など幅広い分野に関連しており、その詳細構造の解明が期待されています。その構造解明のためには気泡の挙動や合体現象といった素過程の解明が欠かせません。それは、気液界面積(気泡の表面積)は重要な設計指針であるにも関わらず、2個の気泡のたった一度の合体によって表面積が20%も変わるためです。
今回、気体の音響特性とスリット入り弾性管を併用することで、静止液体中に、任意のタイミングで様々な大きさの気泡を生成制御が可能となりました。通常の孔からでは原理的に不可能と言われた微細な気泡や、複数の気泡を合体させて生成していた大きな気泡を、スリット入り弾性管と音波を用いることで制御して生成することに成功しました。その手法やメカニズムが複数の論文に掲載されました。

なお、本プレスリリースは、中日新聞(平成27年12月22日付)、静岡新聞(平成27年12月29日付)、日刊工業新聞(平成27年12月30日付)で報道されました。

真田俊之研究室HP:
http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/~ttsanad/

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