化学バイオ工学コース 間瀬暢之教授が静岡から発信する環境調和型有機合成プロセスとして マイクロバブル・ナノバブルを用いた新規有機合成手法を開発

化学バイオ工学コース 間瀬暢之教授が静岡から発信する環境調和型有機合成プロセスとしてマイクロバブル・ナノバブルを用いた新規有機合成手法を開発しました。

気体が関与する反応は研究室から工業スケールまで幅広く実施される基盤反応様式です。しかし、耐圧反応容器中、高圧で反応する方式は1世紀以上変わっていません。そのため反応装置の初期コスト、さらに導入後の維持管理コストがかかり、クリーンかつシンプルな反応様式であるにも関わらず“ものづくり”における適用範囲は限定されてきました。本研究では通常の気泡とは異なる性質をもつ“マイクロバブル・ナノバブル”に着目し、高圧を必要としない、そして化学合成で実例がない次世代型気相-液相(-固相)反応プロセス、ならびにバブル発生装置を創製しました。

本技術により、学術的な基礎研究から産業化へとシームレスに貢献するとともに、静岡から発信する環境調和型有機合成プロセスとして化学プロセスのグリーン化が期待されます。

特筆すべき研究ポイントならびに従来技術との差別化要素・優位性
A) 合成化学へマイクロバブル・ナノバブルを活用(新規合成手法)
B) クリーンかつシンプルな気相-液相(-固相)反応(プロセスのグリーン化)
C) 耐圧容器を必要とせず大気圧で実施可能(安全性向上、低コスト)
D) 気体を液体中に短時間で過飽和状態にし、維持可能(反応性向上)
E) 多種多様な気体と液体をマイクロバブル・ナノバブル化(汎用性向上)
F) 有機溶媒・酸・塩基に対して耐性のあるバブル発生装置(利便性向上)
G) 既存の設備にバブル発生装置を後付け可能(低コスト)

間瀬暢之研究室 HP:
http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/~tnmase/

本プレス発表は、静岡新聞(平成27年3月25日付)と中日新聞(平成27年3月26日付)で報道されました。

記事転載:静岡新聞 平成27年3月25日掲載(静岡新聞社編集局調査部許諾済み)

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