数理システム工学専攻 横沢 正幸教授が過去の大豆収量の増加に対する大気CO2濃度の影響を解明

2014年7月31日、数理システム工学専攻の横沢 正幸教授が、過去の大豆収量の増加に対する大気CO2濃度の影響の解明についてプレス発表を行いました。

大豆の主要生産地域を対象として、収量データ、気象データ、作物収量推計モデルを用いて、過去の収量増加に対する気温、降水、日射、大気CO2濃度の気候要因と技術要因の影響を見積もりました。1980年~2006年の25年間における大気CO2濃度の上昇による施肥効果は、アメリカ・ブラジル・中国における大豆収量を平均して約5.8%増加させたものと推定されました。気温上昇による影響はマイナスですが、CO2の施肥効果および技術発展によって総和として収量が増加したことが分かりました。乾燥環境の地域ほどCO2施肥効果が大きいことが示されました。この結果は将来の気候変化で作物の生産性が受ける影響の推計精度を向上するとともに、適応策の立案に役に立ちます。

記事転載:静岡新聞 平成26年8月25日掲載(静岡新聞社編集局調査部許諾済み)。中日新聞 平成26年9月10日掲載(中日新聞社許諾済み)。なお、本プレス発表は、日本経済新聞(平成26年8月5日付)でも報道されています。

横沢 正幸研究室 HP:
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数理システム工学専攻 横沢 正幸教授が過去の大豆収量の増加に対する大気CO2濃度の影響を解明
静岡新聞に掲載された記事(静岡新聞社編集局調査部許諾済み)(クリックで拡大します)

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