臼杵 深准教授(機械工学系列)が製造現場での高分解能観察を可能にする構造化照明顕微鏡を開発

構造化照明による高速かつ高分解能な顕微法は蛍光顕微鏡として実用化され、細胞レベルの現象解析に役立てられています。一方、その性能から工業的利用が期待されていますが、様々な問題のため実用化に至っていません。一番の問題は、照明位置のコンピュータ処理への入力が要求されるという高分解能化の成立条件に起因します。照明位置を正しく決定するためには高精度位置決め機器の導入が必要で高コストです。その上、製造現場に 導入するためには振動や温度ドリフトなどの環境外乱の影響も考慮する必要があり、特殊な装置や環境を整えなくてはなりません。そこで、照明位置計測用の専用光源と装置を組み込むことを提案しました。これにより、安価で高速動作可能な位置決め機器を用いた場合や、環境外乱の下でも、照明位置の絶対的な計測が可能となり、高速で低コストであるという光学顕微鏡の本来の特性を活かした計測システムが実現します。

本プレスリリースは静岡新聞(平成29年1月6日)、日本経済新聞(平成29年1月6日)、日経産業新聞(平成29年 1月10日)、日刊工業新聞(平成29年1月10日)で報道されました。

三浦・臼杵研究室HP:
http://ktm11.eng.shizuoka.ac.jp/

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